昨年は、ライフテーマの「粘膜のメカノセラピー」、「耳管機能のセルフケア」、「鼻粘膜上皮機能の解析」に関連した内容で、下記の全国学会で発表させていただきました。ご指導いただいた共同研究者の皆様方には有り難く感謝いたします。
3月 音響学会「音響法によるポータブル型耳管機能検査装置の試作」
5月 日本耳鼻咽喉科学会「小型耳管機能検査装置の開発と耳管機能の日内・日差変動の検討」
6月 日耳鼻免疫感染症学会「振動圧刺激による粘膜上皮K+チャネル遺伝子発現とK+チャネル開口の変化」
9月 鼻科学会「抗原特異的ならびに非特異的鼻誘発後の鼻粘膜上皮の糖鎖反応性の変化」
10月 日耳鼻ニューロサイエンス研究会「粘膜上皮K+応答の非接触性振動圧刺激による変化」
コロナ禍、マスメディアを通していろいろな専門家の意見を拝聴する機会があります。予測という観点からは、当たっていないこともありました。本当はわからないことだらけかもしれません。
私たちは、同じケージの中にいて同じ餌をたべているモルモットやマウスと違います。現在の住環境、食環境だけではなく、生まれてから現在に至る流れも様々です。今にいたるそれぞれの方の上流、背景、前提を理解しながら、その人それぞれにあった治療を共に考えたいと思っています。
そのためにも、「大海の一滴」となるべく、研究を続けています。
JUGEMテーマ:ドライノーズ